筋肉と腱と靭帯の違いを図を使って徹底解説

06.162015

この記事は3分で読めます

こんにちは、スポドクKです。

 

今回は筋肉と腱と靭帯についてお話しします。筋肉は分かるでしょうが、腱と靭帯については詳しく分からない方も多いと思います。そもそも、それらはどんなものなのかという所からお話ししていくのでぜひ参考にして下さい。

 

それでは、この記事を読んでいるあなたの能力が最大限に発揮され、所属するチームに貢献できるように祈りながら進めていきます。

 

参考記事
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筋肉と腱と靭帯とは

私が医学部で受けた授業の一つに解剖学があります。その最初の授業で、先生が開口一番、「君たちの中に腱と靭帯の違いが分かる人はいるかな?」と質問されました。

 

「え~と、、、」皆言葉に詰まってしまいました。今の私が知らないとかなりヤバいですが、医者だって最初はそんなもんです。

 

 

さて、これからこのサイトでは怪我について説明していく上で腱と靭帯の違いが分からないと理解できないことは沢山あります。ぜひ今日はその違いを理解してください。

 

 

まず、本題に入る前に、体を動かすという事ついて簡単にお話しします。

 

体が動くためには、骨と筋肉が必要です。医学的にはこの2つを合わせて、筋骨格系とか運動器系と呼びます。簡単に言うと、骨が支えて、筋肉が伸び縮み(伸縮)して始めて身体は動く、という事になります。

 

 

骨には色んな方向に筋肉が付いていて、それぞれの筋肉が伸縮する事で、骨を動かす事ができます。この説明には、よく腕の力こぶが使われるので、今回もその例を使って説明していきます。つまり、肘を曲げる事と伸ばす事について考えていきます。

 

 

まず力こぶを作る(肘を曲げる)と、こぶの部分の筋肉は縮みます。(※これを収縮と呼びます。)

 

しかし、逆に二の腕の筋肉は伸ばされています。(※これを弛緩と呼びます。)

 

 

そうやってそれぞれの筋肉が収縮と弛緩をタイミングよく行う事で肘を曲げ、その逆をする事で肘を伸ばす事ができます。

 

参考記事

食事の基本をスポーツドクターが徹底解説~全て自分の身体で実験しました~

 

 

筋肉と腱の違いとは

肘を曲げ伸ばしする事は分かったと思いますが、ここで大きな問題が出てきます。それは、筋肉というのはとても柔らかいので、そのまま骨に付くと力が上手く伝わりません。力が上手く伝わらないという事は、大きな力が出せないという事です。

 

 

そこで、筋肉は徐々に硬い組織となり、やがて腱となって骨に付きます。そうすることでガッチリと骨に付く事ができます。

 

最も有名な腱はアキレス腱ですが、そのようにガッチリと骨に付くことで大きな力も出せるようになりました。

 

つまり、

筋肉

↓筋腱移行部(※詳しくは後述。)

といった感じに徐々に硬くなり、ひと続きになっているのです。

 

 

 

今度は靭帯です。靭帯と腱とはどこが違うのでしょうか。靭帯とは関節を安定させる為にあります。

 

 

先ほど、筋肉が収縮する事で身体が動くと説明しました。体は関節で動きます。関節とは、肘や膝や足首といった場所です。逆に言うと関節以外の場所は動きません。

 

筋肉の作用で関節が動くことは分かったと思いますが、その関節は靭帯がないとグラグラですぐに脱臼してしまいます。

 

つまり、関節の近くで骨と骨をつなぎ、関節を安定させるのが靭帯の働きというわけです。

 

参考記事

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筋肉と腱を図を使って解説

まとめると次のようになります。

  • 腱とは筋肉と骨をつなぐもの
  • 靭帯とは骨と骨をつなぎ、関節を安定させるもの

 

つまり、

  • 骨で支え
  • 筋肉・腱で動かし
  • 靭帯で安定させる

そうやって私達の身体は動いているのです。

 

この筋肉が収縮すると身体はこう動く。そういう事はある程度決まっていて、誰の身体でも同じ様に動きます。そして、怪我とはその正常な範囲を超えて体が動いてしまった時に起こります。

 

 

ですから、医者は怪我をした瞬間の動きを見る事でどの筋肉やどの靭帯を痛めたか分かりますし、怪我の場面を見ていなくても聞いただけでどの腱を痛めたか予測できます。

 

 

そうやって全ての知識はつながってくるのですが、今日はここまでにしましょう。詳しい説明は日を改めます。

 

 

それでは今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。


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プロフィール

2017-04-08_151306 はじめまして、スポドクKです。私はプロサッカー選手を目指していましたが怪我で諦めました。その後、スポーツドクターを志し、現在はプロ選手からスポーツ愛好家の方々の怪我を治すのはもちろん、彼らの能力が最大限に発揮されるようにサポートしています。私自身がプロ選手を目指していましたし、現在まで多くのプロ選手をサポートしてきたので、スポーツドクターの視点から選手がステップアップするためのヒントをお伝えすることができます。ですから、怪我をしている時はもちろんのこと、怪我をしていなくても私が伝えられることは沢山あるのです。そして、私はアドバイスをする時は、現役時代だけではなくその人の人生全体を見た時にどうするべきかという視点を大切にしています。壁にぶつかったり、行き詰ったりしていて、何かヒントが欲しい時は気軽にお問い合わせ下さい。そうすることできっと前に進めるはずです。 ⇒詳しくはこちら

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