新しいスポーツドクター像について考える

07.182016

この記事は4分で読めます

こんにちは、スポドクKです。

 

今回は私の目指しているスポーツドクター像についてお話します。これまでにない新しい形を私は目指しているので、今までのイメージとは少し違うかもしれません。

 

 

さてそもそも、あなたはスポーツドクターと聞いてどんな仕事だとイメージしますか?

 

 

きっと一般的には、選手が怪我をした時にできるだけ早く治療して、必要があれば手術もする、といった感じでしょうか。

 

 

確かに現在スポーツドクターと言われている仕事の大半はそのような仕事であるのは間違いありません。しかし、私はこれからこのスポーツドクターという仕事を1歩も2歩も前に進めたいと考えています。それは、選手として頑張ってきた自分にはもっと多くの役割ができると思っているからです。

 

では、実際にこれからどのような活動をしていくのか、今回はそのような話をしていきます。

 

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スポーツドクターを目指したきっかけ

 

私は9歳からサッカーを始めました。サッカーのプロになるのがその頃からの夢で、高校生の時にJリーグが始まったことでその夢が目標に変わりました。

 

高校では全国大会に出場し、大学は体育学部に進学しました。サッカーをする以外の生活を考えたことはありませんでした。

 

しかし現実はそんなに甘くなく、大きな転機が訪れます。元々怪我が多かった自分は大学2年生の時についに膝に大きな怪我をしてしまいます。そして、それ以降はパフォーマンスが上がらなくなってしまいました。

 

 

当時は自分の人生が終わってしまったとさえ考え、本当にどん底に落ちたような感じでした。けれど、時が過ぎるにつれてプロになる夢がもう叶わないと諦め、次の道を模索し始めました。

 

 

その頃、自分の治療をしてくれたスポーツドクターがとてもかっこよく見えたのがきっかけで、自分もこんな風になりたいと医師を目指すことにしました。

 

怪我した選手をできるだけ早く、良い状態で競技に復帰させる、という仕事ができるのはドクターしかいないと思ったからです。(※本当はもっと色々な仕事がありますが、当時は知りませんでした。)

 

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一般的なスポーツドクター像とは

 

私がスポーツドクターを目指した時は、スポーツドクターとは怪我をできるだけ早く治し、選手を良い状態で復帰させるのが仕事だと思っていました。

 

実際に私を治療してくれたドクターもそうしていましたし、治療の過程では手術が必要となることもあり、それはドクターにしかできないことなので、そういう意味でもやりがいがある仕事だと感じていました。

 

 

その後、約15年が経って現在に至りますが、スポーツドクターが現場から求められる仕事は変わっていないように感じます。

 

つまり、怪我人が出たらできるだけ早く正しい対応をして、選手を早く復帰させるということが求められます。

 

 

確かに、選手の怪我を治すというのはやりがいのある仕事です。しかし、だんだんとそれだけでは物足りないな、という想いが込み上げてきました。

 

 

それは、「選手が怪我をしなければドクターは必要ないのか?」という問いが自分の中から出てきたからでした。

 

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スポーツドクターの新しい形

 

「スポーツドクターは選手が怪我をしないと出番はないのだろうか?」と自分に問いかけて、怪我をしていない選手に何かできないかと思いを巡らせました。

 

その結果、一旦は、「選手の怪我を予防すること。」が自分のやるべきことの答えだと思った時期もありました。そうすれば、選手が怪我をしていなくても貢献することができるからですが、それも自分としては満足できる答えではなく、今はそこからさらに一歩進んで、

 

「選手が上手くなるためのヒントを医者の目線で伝える。」ことが自分のすべきことだという答えに辿り着きました。

 

 

こう考えられたことは自分にとってブレイクスルーでした。もちろんこんなことをしているドクターはいませんが、選手としての経験を持ったスポーツドクターである自分にとっては一番やりたいことだし、一番貢献できる方法だという確信があったからです。

 

そして、この考えに辿り着いた後、私は普通の医者は辞めようと決めました。(※普通の医者とは、病院にいて外来をして手術もして、という生活をする医者のことです。)

 

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スポーツドクターの視点

 

「選手が上手くなるためのヒントをドクターの目線で伝える。」というのは、自分にしかできないことだと感じています。

 

ドクターになるための勉強をしていた時、ドクターになってから学んでいる現在に至るまで、何を勉強していても、「それってサッカーが上手くなるために必要だ!」と全てをサッカー上達のヒントとして捉える癖がついています。

 

 

本気でプロサッカー選手を目指して、どうしたらもっとサッカーが上手くなるのか悩み続け、その果てに怪我で引退して医者になった経験から、昔の自分のような選手には伝えられることが沢山あります。

 

さらに、一度サッカーの世界から完全に離れたことで、外から客観的な目でサッカーを見つめ直すことができて分かったことも沢山あります。

 

そういうことを選手、特に若い選手に伝えるのが自分のすべきことの1つだと思っています。

 

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食事の基本をスポーツドクターが徹底解説~全て自分の身体で実験しました~

 

 

 

私の目指すスポーツドクター像

 

スポーツドクターの仕事が選手の怪我をできるだけ早く治すことであるならば、私はスポーツドクターではないのかもしれません。

 

私は選手の能力を最大限に発揮するためにお手伝いをするのが自分の仕事だと捉えています。

 

選手が怪我をしている場合、怪我をしていない場合でスタートラインが違うだけです。

 

 

一般的には、怪我をした後のリハビリと、毎日しているトレーニングは別々に考えられていますが、実は同じ直線状にあるものだと私は思っています。つまり、選手が能力を発揮する方法はどんな状態であっても根底にあるものは変わらないのです。

 

そういう意味で、私は怪我をした選手だけではなく、それ以外の選手のことまで守備範囲を広げて貢献していきます。

 

 

そして、実はこれはスポーツ選手以外の人達にも当てはまります。だから、私は全ての人が能力を最大限に発揮する、つまりはピークパフォーマンスを発揮するお手伝いができるようになってきています。

 

 

こういった、広い視点で考えていくことで、ある時はスポーツ選手からヒントを得てそれ以外の人達に応用し、ある時は一般の人からヒントを得てスポーツ選手に応用できるような良い循環を作っていけるようにしたいなと考えています。


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プロフィール

2017-04-08_151306 はじめまして、スポドクKです。私はプロサッカー選手を目指していましたが怪我で諦めました。その後、スポーツドクターを志し、現在はプロ選手からスポーツ愛好家の方々の怪我を治すのはもちろん、彼らの能力が最大限に発揮されるようにサポートしています。私自身がプロ選手を目指していましたし、現在まで多くのプロ選手をサポートしてきたので、スポーツドクターの視点から選手がステップアップするためのヒントをお伝えすることができます。ですから、怪我をしている時はもちろんのこと、怪我をしていなくても私が伝えられることは沢山あるのです。そして、私はアドバイスをする時は、現役時代だけではなくその人の人生全体を見た時にどうするべきかという視点を大切にしています。壁にぶつかったり、行き詰ったりしていて、何かヒントが欲しい時は気軽にお問い合わせ下さい。そうすることできっと前に進めるはずです。 ⇒詳しくはこちら

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