肋骨骨折の固定術で完治するまでの治療期間とは

11.272015

この記事は3分で読めます

こんにちは、スポドクKです。

 

今回は肋骨骨折についてお話しします。肋骨骨折は実にやっかいな骨折でなかなか痛みが取れません。その骨折からどのように早く回復するのか、ぜひこの記事を参考にして下さい。

 

それでは、この記事を読んでいるあなたの能力が最大限に発揮され、所属するチームに貢献できるように祈りながら進めていきます。

 

参考記事
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肋骨骨折に固定術は必要か

ある日の午前中、病院で診察をしていると高校2年生のA君が診察室に入ってきました。話を聞くと、昨日の試合でヘディングの競り合いをし、そのままもつれて身体の右側を下にして落ちたとの事。

 

その時に右のわき腹の下に相手の膝があったと言います。ぶつけてしばらくは息ができなくて、グランド外に出ました。

 

自分としては、「うわっ、これヤバいかも。。」と感じたものの試合中だったので我慢して続けました。

 

 

その後、試合は何とか最後まで出られたものの、試合後も痛みは引かずに病院にやってきました。

 

 

 

肋骨骨折が完治するまで

 

 

診察室で右のわき腹を見ると内出血があり、咳をしたりくしゃみをすると激痛が走ります。A君はずっと右のわき腹を痛そうに押さえています。

 

深呼吸をしても痛いので、「あー、これは肋骨が折れてるかもな。」と思いながらレントゲンを撮ってもらいました。

 

 

撮ってもらったレントゲンを見ると、右の肋骨が2本、折れていそうな感じ。

 

折れていそうって、何か適当だな!と思われるかもしれませんが、肋骨のレントゲンは最も診断しにくい骨折の1つです。

 

 

レントゲンは影絵みたいなものなので、手や足みたいに単純な構造であれば簡単に診断できます。

 

しかし、肋骨は何重にも重なった構造でしかもその中には肺が入っているのでレントゲンで骨のちょっとした変化を見つけるのは至難の業です。

 

もちろん、骨折していてずれていれば分かりますが、ちょっとひびが入っているくらいでは、50%くらいは分からないと言われています。

 

 

そして、例えひびが入っていたとしても特別な処置はできずただ痛みを抑えながら時間が経つのを待つしかないのです。ですから、レントゲンで診断するというよりは症状から骨折やヒビがあるかを判断する事が大切になります。

 

 

 

肋骨骨折の治療期間とは

肋骨骨折ではこんな症状が出る事が多いです。

  • 押すと痛い
  • 深呼吸で痛い
  • 咳、くしゃみで痛い
  • 寝返りで痛い

このような症状に全て当てはまるのであれば骨折を強く疑います。

 

 

ですので、こんな時は念のために病院へ行き、検査をして下さい。

 

痛み止めをもらって痛みが治まるまでは安静になりますが、痛みさえ治まってしまえば少しずつトレーニングができます。

 

 

他の選手とのコンタクトプレーだけは1.5~2か月くらいは止めておいた方が良いですがその他のトレーニングは2~3週間でできる様になります。

 

 

肋骨骨折はそれ自体が問題になる事はありませんが、それに伴って肺などの内臓が傷つくのが一番怖いです。まだ骨折が治りきっていないうちにもう一度強い衝撃が加わると、完全に骨折して肺に刺さる、なんて事にもなりかねません。

 

ですから、骨折部を押したり、グランドで動いたりしても痛みが無くなってからコンタクトプレーを始めるようにしてください。

まとめ

ここまで肋骨骨折の症状についてお話ししていきました。骨折やひびはレントゲンでは分からない事も多く、症状から推察するのが大切なのでした。

 

主な症状は、

  • 押すと痛い
  • 深呼吸で痛い
  • 咳、くしゃみで痛い
  • 寝返りで痛い

となります。

 

これらの症状がある場合は病院で診察を受けましょう。そして、痛みが落ち着いてきたら運動を始めてもいいですが、相手とのコンタクトプレーは1.5~2か月くらい待った方が良いです。

 

それでは今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

 


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プロフィール

2017-04-08_151306 はじめまして、スポドクKです。私はプロサッカー選手を目指していましたが怪我で諦めました。その後、スポーツドクターを志し、現在はプロ選手からスポーツ愛好家の方々の怪我を治すのはもちろん、彼らの能力が最大限に発揮されるようにサポートしています。私自身がプロ選手を目指していましたし、現在まで多くのプロ選手をサポートしてきたので、スポーツドクターの視点から選手がステップアップするためのヒントをお伝えすることができます。ですから、怪我をしている時はもちろんのこと、怪我をしていなくても私が伝えられることは沢山あるのです。そして、私はアドバイスをする時は、現役時代だけではなくその人の人生全体を見た時にどうするべきかという視点を大切にしています。壁にぶつかったり、行き詰ったりしていて、何かヒントが欲しい時は気軽にお問い合わせ下さい。そうすることできっと前に進めるはずです。 ⇒詳しくはこちら

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