太股が腫れて外側が痛いのは筋肉のひどい打撲かもしれない

11.102015

この記事は3分で読めます

こんにちは、スポドクKです。

 

今回は太ももの打撲についてお話しします。ひどい打撲にはそれなりの処置が必要です。打撲とバカにせずにしっかりと処置をしないと意外と長く休む事になりますので、ぜひこの記事を参考にして下さい。

 

それでは、この記事を読んでいるあなたの能力が最大限に発揮され、所属するチームに貢献できるように祈りながら進めていきます。

 

参考記事
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太股の腫れが外側にある場合

ある日の診察室に、松葉杖をついた大学生O君がやってきました。

 

座ってもらって話を聞くと、昨日の試合で左太ももの前に相手の膝が入り打撲したとの事。念のため包帯を巻いていましたが、それを取ってみると、左足が右足の倍くらいに腫れ上がっています。

 

軽く押してみると、内出血がひどくてぷよぷよしています。

 

 

「うわー、痛そうだね。」と言うと、「昨日はめちゃくちゃ痛かったですけど、少し落ち着きました。」と答えます。

 

念のためにレントゲンを撮影して骨折がない事は確認しました。

 

こんなひどい打撲の時は、筋肉が傷ついている事もあるので、その日のうちにMRIまで撮り確認する事にしています。

 

 

MRIを見ると筋肉は問題ありませんでしたが、筋肉の中に内出血がひどくてソフトボールくらいの塊があります。ここまでひどい内出血だと特別な処置をしないと治ってきません。放っておいては大変な事になってしまいます。

 

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太股の腫れが痛い時の対処法

前回お話しした様に、太ももの前を打撲した時はアイシングをするのですが、その時の注意点として、

  • ストレッチをして(膝を曲げて)冷やす

のでした。

 

 

そうする事で、アイシング後に固まった後もスムーズに動くけて復帰までの時間が短く済みます。ただし、この処置が効果的なのは、普通の打撲の時です。

 

今回のO君の場合は明らかに重症な打撲で、普通の処置では対応できません。

 

 

さて、このようなひどい打撲の時にはどのような対処が必要なのでしょうか。

 

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太股の腫れがひどい打撲が原因の時は要注意

「打撲くらいで病院に行かなくていいよ。」と思う方も多いかもしれません。それは半分正解で半分間違えです。

 

 

確かに、普通の打撲の時は、上に書いたような対応をお話しする事しかできませんが、O君の様にひどい打撲の時は特別な処置が必要です。

 

まぁ、特別な処置をするといっても難しい事をする訳ではなく、内出血を注射で抜くだけです。

 

 

内出血がある位置をMRIで確認したら、そこに針を刺して内出血を抜きます。そして、その後はまた内出血が溜まらない様に弾性包帯などでギュッと圧迫しておくのです。

 

 

内出血さえひどくなければ普通の打撲と同じですから、ストレッチをしながら冷やすのを忘れないで下さい。

 

 

もしも、打撲から数日以内に病院に来なかった場合、内出血が筋肉内で固まってしまって、針を刺しても引けない事があります。

 

その場合は、固まった血液を溶かす薬品を注入し、数日後に血液が解けた頃にもう一回注射して内出血を引く、という方法もありますので相談してみて下さい。

 

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まとめ

ここまでひどい内出血への対応についてお話ししました。太もも前の普通の打撲は、ストレッチをしながらアイシングする事で対応しますが、ひどく腫れている打撲は、病院で内出血を注射で引いてもらった方が早く治ります。

 

内出血を引いた後に弾性包帯などで圧迫するのも忘れないで下さい。

 

 

O君は打撲の翌日に病院に来てくれたので、スムーズに注射で内出血を引く事ができ、圧迫もして帰っていきました。その後の話を聞くと5日ほどで練習にも参加できるようになったようです。

 

 

それでは今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。


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プロフィール

2017-04-08_151306 はじめまして、スポドクKです。私はプロサッカー選手を目指していましたが怪我で諦めました。その後、スポーツドクターを志し、現在はプロ選手からスポーツ愛好家の方々の怪我を治すのはもちろん、彼らの能力が最大限に発揮されるようにサポートしています。私自身がプロ選手を目指していましたし、現在まで多くのプロ選手をサポートしてきたので、スポーツドクターの視点から選手がステップアップするためのヒントをお伝えすることができます。ですから、怪我をしている時はもちろんのこと、怪我をしていなくても私が伝えられることは沢山あるのです。そして、私はアドバイスをする時は、現役時代だけではなくその人の人生全体を見た時にどうするべきかという視点を大切にしています。壁にぶつかったり、行き詰ったりしていて、何かヒントが欲しい時は気軽にお問い合わせ下さい。そうすることできっと前に進めるはずです。 ⇒詳しくはこちら

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