打撲の内出血で腫れやあざやしこりが残る場合はどうするのか

11.052015

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こんにちは。

このページに興味を持って頂きありがとうございます。

スポドクKです。

 

今回もお役に立てるように精一杯お話しします。

よろしくお願いします。

 

 

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注)

この記事ではできる限り丁寧に説明する事を心掛けていますので

多少長く感じるかもしれません。

 

そんな時は目次を見て頂き、気になる項目からお読み下さい。

 

 

 

打撲の内出血で腫れが移動した?!

私が病院で診察をしていると、

打撲をした選手がよく来ます。

 

打撲をした選手が気になるのは、

  • 時間が経っているけどまだ痛い
  • 腫れが引かない
  • 内出血の場所が移動してきた
  • 黄色くなってきた

等のようです。

 

 

このうち今回は、

  • 内出血の移動

についてお話しします。

 

 

打撲でも捻挫でもいいのですが、

痛いところと別のところに内出血が出てきたことってありませんか。

 

これを見ると、

「うわ~!大変だ!!

ケガしていない所まで内出血が広がってきた!!

急いで病院に行かなきゃ!!!」

と思う人が多い様なのですが、

ドクターにとっては当たり前の事です。

 

 

では、なぜ内出血は周りに広がっていくのでしょうか。

 

その理由をこれからお話ししていきます。

 

 

 

打撲の内出血であざやしこりが移動する理由

打撲が周りに広がるのは、

簡単に言えば身体の中はつながっているからです。

 

打撲で出血する場所は筋肉ですが、

筋肉は筋膜(きんまく)という袋で囲まれています。

 

だから、内出血は筋膜よりも外には出られないのです。

 

 

そして、筋膜に沿って広がっていきます。

 

良く内出血の広がりを観察してみると、

打撲した部分よりも下に広がっているのが分かります。

 

例えば、太もも前の真ん中くらいを打撲した場合、

膝の方まで内出血が広がったり、

足首を捻挫したら足の裏の方まで広がったり。

 

 

これはいったいなぜでしょうか。

 

 

そんなに難しい事ではありません。

答えは、重力で血液が下に降りるからです。

 

まぁ、分かってしまえば当たり前の話で、

筋肉で起こった内出血は筋膜に沿って、

下に下に降りていくのです。

 

 

知らなければ、

悪い個所がどんどんと広がっていくように感じて

気持ち悪く感じるかもしれませんが、

全く問題ありません。

 

 

決して内出血している個所をケガしたわけではなく、

単に内出血が移動しただけなので心配しないで下さい。

 

ちなみに、黄色くなってくるのは治ってきている証拠です。

 

 

何度も内出血した事のある人は分かると思いますが、

内出血は1週間程度で黄色くなってから、

どんどんと色が薄くなっていってそのうち治ってしまうのです。


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まとめ

今回は打撲の内出血についてお話ししました。

 

内出血が移動するのは、

血液が筋膜に沿って降りていくからなのでした。

 

 

ですから、全く心配する事はなく、

そのうち黄色くなって治ってしまいます。

 

 

 

それでは今回は短いですがこの辺で失礼します。

ありがとうございました。

 

 

 

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プロフィール

2017-04-08_151306 はじめまして、スポドクKです。私はプロサッカー選手を目指していましたが怪我で諦めました。その後、スポーツドクターを志し、現在はプロ選手からスポーツ愛好家の方々の怪我を治すのはもちろん、彼らの能力が最大限に発揮されるようにサポートしています。私自身がプロ選手を目指していましたし、現在まで多くのプロ選手をサポートしてきたので、スポーツドクターの視点から選手がステップアップするためのヒントをお伝えすることができます。ですから、怪我をしている時はもちろんのこと、怪我をしていなくても私が伝えられることは沢山あるのです。そして、私はアドバイスをする時は、現役時代だけではなくその人の人生全体を見た時にどうするべきかという視点を大切にしています。壁にぶつかったり、行き詰ったりしていて、何かヒントが欲しい時は気軽にお問い合わせ下さい。そうすることできっと前に進めるはずです。 ⇒詳しくはこちら

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