正座で膝に痛みが出たら変形性膝関節症を疑え!その治療法を解説

07.302015

この記事は3分で読めます

こんにちは、スポドクKです。

 

今回は膝の痛みについてお話しします。スポーツとは直接関係ない話と思うかもしれませんが、膝を酷使し過ぎるとこうなる時期が早くなってしまうので注意が必要です。そのような点についても話しているので、ぜひ参考にして下さい。

 

それでは、この記事を読んでいるあなたの能力が最大限に発揮され、所属するチームに貢献できるように祈りながら進めていきます。

 

参考記事
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変形性膝関節症の症状とは?

まずは前回の復習からしていきましょう。変形性膝関節症の診断は簡単で、

 

  • 階段の上り下り(特に下り)で痛い
  • イスから立ち上がる時に痛い
  • 歩き始める時に痛い(その後、歩いている間は痛くない)
  • 膝の内側が痛い
  • 正座ができない、もしくは痛い
  • 膝の曲げ伸ばしでゴリゴリ鳴る

 

こんな症状があったら病院へ行き、レントゲンを撮ってもらえば診断できるのでした。では、病院で変形性膝関節症と診断されたらどんな治療をすれば良いのでしょうか。

 

治療に関しても前もってある程度知っておけば心の準備ができるので医者の言いなりにならずに済みます。治療の流れはだいたい決まっているので、

んなに難しい事はありません。

 

 

それでは早速始めていきましょう!

 

 

 

変形性膝関節症の治療とは?

整形外科の治療は大きく分けて、

  • 保存療法
  • 手術療法

に分けられます。変形性膝関節症の治療も同様で、この2つに分かれます。

 

 

保存療法とは手術をしないで治療する方法で、

  • 薬を飲む
  • 注射
  • リハビリ

などがあります。保存療法を行ってもどうしても痛みが取れない時は、手術をします。

 

 

手術には、

  • 骨切り術
  • 人工膝関節単顆置換術
  • 人工膝関節全置換術

などいくつか種類がありますが、ここでは詳しく説明はしません。今回は保存療法の事だけを詳しくお話していきます。

 

 

 

薬の作用を詳しく解説

保存療法には、

  • 薬を飲む
  • 注射
  • リハビリ

があるのでした。

 

 

「薬を飲む」のはイヤがる方もいますが重要です。俗に言う「痛み止め」になりますが、この薬には膝の炎症を抑える作用があり、その作用がとても大切なのです。

 

 

 

というのも、変形性膝関節症で膝に炎症が起こると、その炎症はどんどん大きくなって膝を破壊していきます。一度破壊された膝は元の状態には戻らないので、悪循環をできるだけ早い段階で止める事が大切という訳です。

 

ただし、重症な変形性膝関節症には効果がない事が多いのも事実です。

 

 

 

注射にはどんな種類があるの?

さて、どうしても薬では痛みが取れない時、次の手は注射です。膝に直接針を刺して薬剤を注入します。

 

 

注射は大きく分けて、

  • ヒアルロン酸
  • ステロイド
  • 局所麻酔薬

の3つがあります。

 

この中で「局所麻酔薬」はよく歯医者さんで歯ぐきにする麻酔と一緒です。基本的には他の「ヒアルロン酸」や「ステロイド」と混ぜて使います。

 

  • 「ヒアルロン酸」は膝のクッションの役割
  • 「ステロイド」は炎症を強力に止める役割

と考えてもらえばいいのですが、どちらも重症でボロボロの膝には効果がありません。しかし、軽症の時には劇的に効くことがあります。

 

 

 

 

ただ、注射は良い事ばかりとは限りません。痛みが劇的に取れる事もあれば、怖い事が起こる可能性もあります。その中で最も怖いのはバイ菌が入ってしまう事です。(※それを感染と呼びます。)

 

もちろん私達は注射する時に十分注意していますが、100%予防する事ができないのが感染の怖いところなのです。元々膝の中にはバイ菌が1匹もいないので、ひと度バイ菌が入ってしまうと悲惨な事になります。

 

そして、その可能性が高いのは「ステロイド」の方です。そのような事情もあり、注射を頻繁にするのはお勧めできません。

 

どんな治療もメリットとデメリットが表裏一体である事を忘れてはいけません。

 

 

 

リハビリってどんどんやっていいの?

ここまでは、薬と注射についてお話してきましたが、もちろんそれだけに頼ってはいけません。たいていは膝が痛いと動かしたくなくなってくるので、だんだん動きが少なくなっていきます。

 

膝は動かさないとさらに硬くなってしまい、それが原因でさらに動かさなくなるので悪循環です。違和感があってもリハビリを続けているうちに痛みが引いた、なんて事はよくあります。

 

ただし重症な時には様子が違います。どんなに痛みを我慢してリハビリをしても良くならない事も多いので、自分で判断せず最初に病院で診断してもらう事が大切です。(※重症とは、手術が必要なくらいひどい場合です。)

 

病院で軽い変形性膝関節症だと診断されたら、どんどんとリハビリしてもらって問題ありません。

 

 

まとめ

今回は保存療法について解説しました。

  • 薬を飲む
  • 注射
  • リハビリ

のそれぞれの特徴を知って参考にして下さい。これらの治療をしてもどうしても良くならない時は、いよいよ手術しかなくなります。手術に関しては次回詳しく解説します。

 

 

それでは、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました!


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プロフィール

2017-04-08_151306 はじめまして、スポドクKです。私はプロサッカー選手を目指していましたが怪我で諦めました。その後、スポーツドクターを志し、現在はプロ選手からスポーツ愛好家の方々の怪我を治すのはもちろん、彼らの能力が最大限に発揮されるようにサポートしています。私自身がプロ選手を目指していましたし、現在まで多くのプロ選手をサポートしてきたので、スポーツドクターの視点から選手がステップアップするためのヒントをお伝えすることができます。ですから、怪我をしている時はもちろんのこと、怪我をしていなくても私が伝えられることは沢山あるのです。そして、私はアドバイスをする時は、現役時代だけではなくその人の人生全体を見た時にどうするべきかという視点を大切にしています。壁にぶつかったり、行き詰ったりしていて、何かヒントが欲しい時は気軽にお問い合わせ下さい。そうすることできっと前に進めるはずです。 ⇒詳しくはこちら

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