怪我をすると病院で必ずやる検査とは?!その種類を詳しく解説!!

06.172015

この記事は4分で読めます

こんにちは、スポドクKです。

 

今回は、整形外科でまず行うレントゲン検査についてお話します。この記事の内容をちょっとでも分かっていると、医者の話もだいぶスムーズに理解できるはずですので、ぜひ参考にして下さい。

 

それでは、この記事を読んでいるあなたの能力が最大限に発揮され、所属するチームに貢献できるように祈りながら進めていきます。

 

参考記事
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怪我をした時、「ヤバい!」と思ったら、とりあえず病院に行きますよね。そこでたいていの場合はレントゲン検査をする事になります。

 

 

検査が終わって、医者に診察室で、「骨折は無いね。」と言われて一安心。そんな経験はありませんか?

 

 

もしくは、その日は骨折が無いと言われたのに、痛みが引かなくて、もう一回検査をしたら「あぁ、ここにヒビが入ってるね。」とか言われたことがある。なんて方もいるかもしれません。

 

「おいおい、なんで最初に分からなかったんだよ!」と腹も立つはずです。

 

 

しかし、ここには医者と選手間での大きな誤解があるのです。

 

 

医者の常識は世間の非常識

 

 

そういった誤解が生じる事が無いように、今回はまずレントゲンの基礎知識をお話しします。では始めていきましょう。

 

 

 

レントゲンはスポットライトと同じ

怪我をして病院に行くと、まずレントゲンを撮る事になります。それは、レントゲンがとても簡単にできる検査だからです。

 

医者によっては、「じゃあ、写真撮りましょうか。」という方もいるくらいで、カシャッと撮ればおしまいです。コンマ数秒で出来上がります。

 

 

レントゲンに関しては、震災以来、被ばくの問題も言われていますが、皆さんが気にするよりもずっと危険性は低いです。これについてはまた詳しくお話ししますね。

 

 

イメージとしては、レントゲンに移る骨は影です。ステージ上に当たるスポットライト、人がいれば、その後ろに影ができますよね。あんな感じです。

 

 

ただ、スポットライトが光であるのに対して、レントゲンでは放射線を使います。それによって、骨の影が写る事になるのです。レントゲンで骨が白く写っているところ、あれがステージ上の影という事になります。

 

 

もう少し、スポットライトとレントゲンを対比して説明します。

 

ここで分かりにくいのは、

  • 光が当たる⇒白くなる。
  • 放射線が当たる⇒黒くなる。

ので、白黒の陰影が逆になるからです。

 

 

そこまでを整理してから次の説明を読んで下さい。

 

 

スポットライトの光は、ステージ上にいる私達の身体を通過して後ろに行くことはできません。だから、その部分は影として黒くなります。

 

それに対して、レントゲンで使う放射線は骨を通過する事ができません。ですから、骨の後ろに放射線が行けない結果、そこが白くなるのです。つまり、影の黒い部分と骨の白い部分が同じなんですね。

 

 

勘のいい方なら気付いたと思いますが、レントゲンは所詮影なので詳しい事は分からないのです。陰には目や鼻は写らないのと同じです。

 

 

 

レントゲンはおおざっぱな検査?!

病院では、簡単な検査から精密検査へと進んでいきます。簡単な検査とは、大まかな事しか分かりませんが、早くできて安い検査の事です。

 

 

それに対して精密検査とは、詳しい事が分かりますが、時間がかかり高価な検査となります。整形外科で行う精密検査の1つにMRIという検査がありますが、普通は予約制で、最初に病院に行ったその日には撮れません。

 

一般的には検査には30分くらいかかり、1万円弱の費用がかかります。だから、そんな検査を始めにはやらないのです。

 

 

 

つまり、怪我をして病院で始めにやるレントゲン検査は、簡単な検査であり、「大まかな事」しか分からない検査というわけです。さらに言うと、レントゲンの「大まかな事」とは、「骨」の事です。

 

 

確かに、レントゲンでは詳しく見ると色んな事が予測はできますが、今はそこまで詳しくはお話しません。レントゲンは骨の状態しか分からない、と覚えておいて下さい。

 

 

 

時間外に病院へ行った場合はどう考える?

これまで話してきたように、レントゲンとは大まかな検査です。整形外科医が見ても、軽いヒビなんかは分からない事もありますし、靭帯などはレントゲンに写りません。

 

私達は怪我のプロですので、レントゲンなどの検査をしなくても、痛い場所や怪我をした状況を聞いて、だいたいの予測をする事はできます。

 

しかし、整形外科医はレントゲンをかなり見慣れていますが、そうでなければ分からないよな、と思うような事も多々あります。

 

 

特に最初に時間外に病院に行った選手が問題です。整形外科医以外の医者に診てもらった場合、レントゲンと撮っがたけどその後に治りが遅い時はもう一度整形外科医に相談した方がいいでしょう。

 

医者は全ての分野が得意なはずも無く、それぞれに得意分野がありますから。つまり、怪我でレントゲンを撮りたかったら、整形外科に行くのがよい事になります。他の科に行ってしまったら、二度手間になってしまいますよ。

 

 

 

という事で、まだまだ詳しくお話ししたいのですが、長くなってしまったので、続きは次回とします。

 

 

それでは、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。


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プロフィール

2017-04-08_151306 はじめまして、スポドクKです。私はプロサッカー選手を目指していましたが怪我で諦めました。その後、スポーツドクターを志し、現在はプロ選手からスポーツ愛好家の方々の怪我を治すのはもちろん、彼らの能力が最大限に発揮されるようにサポートしています。私自身がプロ選手を目指していましたし、現在まで多くのプロ選手をサポートしてきたので、スポーツドクターの視点から選手がステップアップするためのヒントをお伝えすることができます。ですから、怪我をしている時はもちろんのこと、怪我をしていなくても私が伝えられることは沢山あるのです。そして、私はアドバイスをする時は、現役時代だけではなくその人の人生全体を見た時にどうするべきかという視点を大切にしています。壁にぶつかったり、行き詰ったりしていて、何かヒントが欲しい時は気軽にお問い合わせ下さい。そうすることできっと前に進めるはずです。 ⇒詳しくはこちら

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