スポーツリハビリをするトレーナーの病院での仕事内容と資格と年収を解説

06.122015

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こんにちは、スポドクKです。

 

今回は、怪我をした後のリハビリについてお話しします(※正式名称は「リハビリテーション」。)。また、リハビリをしているトレーナーの仕事内容やそうなる為に必要な資格などについてもお話ししていきますので楽しみにしていて下さい。

 

それでは、この記事を読んでいるあなたの能力が最大限に発揮され、所属するチームに貢献できるように祈りながら進めていきます。

 

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スポーツリハビリをするトレーナーの仕事とは

あなたは、「スポーツリハビリ」という言葉を聞いたことがありますか?略して「スポリハ」。「スポリハ」は「普通のリハビリ」とは違います。

 

もしあなたが怪我をした後、「普通の整形外科」で「普通のリハビリ」をしているとすると、復帰の時期がかなり遅くなってしまう可能性があります。そういう無駄な時間がなくなる様にここでは、「スポリハ」の基本についてお話ししようと思います。

 

 

まず、「スポリハ」と「普通のリハビリ」ってどこが違うのでしょうか。ハッキリと言える事はリハビリのゴールが違うという事です。

 

「普通のリハビリ」は、子供から高齢者まで全ての人が日常生活に困らなくなるのがゴールです。それに対して「スポリハ」は、スポーツ選手が競技に復帰するのがゴールになります。当然ですが、「スポリハ」は「普通のリハビリ」のはるか上にゴールがあります。

 

 

これは、怪我をする前の状態を比べてみれば明らかで、

 

選手

↑ 「スポリハ

一般の人

↑ 「普通のリハビリ」

怪我をした人

 

 

こんな感じで、上に行くほど身体的に強くなります。これを見ると、選手は怪我をする事によって2つもレベルが下がってしまうんですね。

 

一般の人は1つ下がったレベルを1つ戻す事がゴール。それに比べて、スポーツ選手は2つ下がったレベルを元に戻す必要があります。

 

これだけでも、スポリハの大変さが分かりますよね。

 

 

じゃあ、選手のリハビリは、「普通のリハビリ」がちゃんと終わってから、「スポリハ」を始めるのかというと、実はそういう訳でもないのです。ではどのような順序でリハビリを行えばいいのでしょうか。

 

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スポーツリハビリをする選手のレベルとは

あなたのような選手は、一般の人に比べて体が強い事は言うまでもありません。その強い体は、日々のトレーニングで身に付け、さらに向上させようと努力していることは知っています。

 

しかし、毎日の様にトレーニングしてもそんなに簡単に強い身体は手に入りません。めちゃくちゃ頑張っても、本当に少しずつしか向上しないはずです。

 

 

1日休んだら、元に戻るのに3日かかる。」なんて言っているオリンピック選手もいたくらい。そのレベルを維持するのだって大変な労力が必要なのです。

 

という事はですよ。もし、リハビリで何週間、何カ月も休んでしまったらどうなっちゃうの?ってことじゃないですか。

 

それはスポーツ選手にとっては本当に恐怖なんです。私にもよく分かります。

 

 

ここで2つだけ新しい単語を覚えてください。とても簡単な言葉です。

 

それは、患部患部外というもの。患部とは怪我をした部位の事で、患部外とは怪我をした部位以外のところです。

 

普通の人は、怪我の部位である患部をリハビリして治ってきてから、患部外の運動も始めるのが普通です。しかし、スポーツリハビリではそうはしません。選手の場合休めるのは患部だけで、患部外はどんどんトレーニングしないと全身の体力が落ちてしまいます。

 

だから、それを防ぐ為のトレーニングも含めてスポリハです。そこが、普通のリハビリとの一番大きな違いでしょう。

 

 

 

スポーツリハビリの考え方とは

ここで例え話をします。チームの中には上手い選手と下手な選手が必ずいますよね。

 

全ての練習を全員でするとどうしても下手な選手に合わせざるを得ない。だから、時には選手をレベル分けして練習をする必要があります。

 

同じ練習をするにもグループを分けたり、左足だけとかの制限を付けたり、走るのであれば目標タイムを変えたり。様々な工夫をしながら、チーム全体をレベルアップさせていきます。様々な工夫をしながら、チーム全体をレベルアップさせていきます。

 

 

下手な選手に合わせてばかりだと、チームのレベルが下がって、最終的には試合に勝てなくなってしまいますから。

 

と、ここまでの話、スポーツの世界ではよくある事だと思うんですよ。では、ここで出てくる選手を自分の体の部分に置き換えてみて下さい。

 

 

下手な選手が怪我をした部分(患部)で、上手な選手が怪我をしていない部分(患部外)。怪我をした部分に合わせてリハビリばかりしていたら、全体的な体力は必ず下がります。

 

だから、患部外でできるトレーニングは、ガンガンやるべきです。

 

 

例えば、右のもも裏を肉離れしたとしたら、上半身、腹筋・背筋(コアや体幹とも言います)、左脚のトレーニングをどんどんやるのです。

 

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スポーツリハビリをするトレーナーの資格とは

普通、病院のリハビリをしてくれるのは、「理学療法士」という資格を持っているスタッフです。病院では英語の頭文字を取って「PT」と呼びます。その人達は動きを見るプロで、私達医者が見ても分からない様な細かい動きを見ることがあります。

 

 

ですから、基本的にはリハビリは任せていても安心です。しかし、先ほどもお話したように、普通の病院では、日常生活できればリハビリのゴールと考え、そこまでしか見てくれません。

 

理学療法士自体が「スポリハ」の事をよく知っているか、その他のスポリハに関する資格を持っている必要があると感じています。

 

 

もし怪我をしてしまった時は、患部外トレーニングをうまく取り入れながらリハビリを進める。その事を意識しながら「スポリハ」を進めてみて下さい。

 

 

それでは、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

 

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プロフィール

2017-04-08_151306 はじめまして、スポドクKです。私はプロサッカー選手を目指していましたが怪我で諦めました。その後、スポーツドクターを志し、現在はプロ選手からスポーツ愛好家の方々の怪我を治すのはもちろん、彼らの能力が最大限に発揮されるようにサポートしています。私自身がプロ選手を目指していましたし、現在まで多くのプロ選手をサポートしてきたので、スポーツドクターの視点から選手がステップアップするためのヒントをお伝えすることができます。ですから、怪我をしている時はもちろんのこと、怪我をしていなくても私が伝えられることは沢山あるのです。そして、私はアドバイスをする時は、現役時代だけではなくその人の人生全体を見た時にどうするべきかという視点を大切にしています。壁にぶつかったり、行き詰ったりしていて、何かヒントが欲しい時は気軽にお問い合わせ下さい。そうすることできっと前に進めるはずです。 ⇒詳しくはこちら

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